自動車サイバーセキュリティ対策の高度化に向けた 実証実験を開始
2022 年 11 月 1 日
アルプスアルパイン株式会社
三井住友海上火災保険株式会社
Upstream Security Ltd.
アルプスアルパイン株式会社(社長:栗山 年弘、本社:東京都、以下「アルプスアルパイン」)、
MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(社長:舩曵 真一郎、
本社:東京都、以下「三井住友海上」)、Upstream Security Ltd.(CEO:Yoav Levy、本社:イスラ
エル、以下「Upstream」)は、7 月から脅威情報を活用し、自動車サイバーセキュリティ対策の
高度化や新たな保険商品・サービスの研究・開発に向けて実証実験を開始しました。
背景
アルプスアルパインと三井住友海上は、自動車の「曲がる・止まる」といった自動制御に
おける自動運転技術が進展する中、サイバーセキュリティ対策の高度化について保険・リスク
マネジメントを含め幅広い観点から意見交換を重ねて参りました。
今般、論議の方向性を踏まえ、三井住友海上が出資・業務提携※した Upstream の持つ自動車
向けサイバーセキュリティに関するノウハウを活用し、対策の高度化に向けて 3 社共同で実証
実験を進めることとなりました。
※三井住友海上は 2021 年 5 月にコネクテッドカーに特化したソリューションを提供するイスラエル
のスタートアップ企業 Upstream に出資し、業務提携しました。
実証実験概要
アルプスアルパインが製造する車載関連製品について、Upstream を通じてディープウェブ
やダークウェブ、オープンソースから情報収集を行い、自動車サイバーセキュリティに関する
脅威の実態や対策について調査・分析します。
会社名 | 実証実験の狙いと今後の取組 |
アルプスアルパイン | 自社製の車載関連製品における脅威の実態を把握することを通じて、自動車サイバーセキュリティ対策を高度化する。 |
三井住友海上 | サイバーセキュリティに関する保険商品の高度化、お客さまのサイバーセキュリティ対策ニーズを補完するサービスの研究・開発をグループ一体となって進める。 |
Upstream | 日本市場における自動車サイバーセキュリティの現状を理解し、新たなソリューション開発に役立てる。 |